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ダイヤフラム設計時の注意点 (5)

ダイヤフラム設計時の注意点,ポンプ 用途として使用
される場合、ダイヤフラムは、ピストンとして位置づ
けられ、その動作は外部の動力源による強制往復運動
となる。

 ポンプ室にはINとOUTがあり、ピストンの一往復に吸
入(負荷)吐出(正圧)があります。

 ダイヤフラムのポンプ室側と反対側との圧力差は反対
側が開放されているので常に大気圧との差となる。そこ
でダイヤフラムに要求されることは、

1.ピストンとして面積の変化が無いこと
 センタープレートの大きさ、有効面積の変わらない事

2.十分な強度を持つ事
 作動回数(高速)。ストローク。使用圧力。環境
 (ここでは温度を対象)

3.流体に対して十分な耐久性を持っている事
 膨潤、侵蝕などによる表面破壊及び流体に対する汚染。

4.可動部分の剛性が小さい事
 ローリング運動

5.シール性の良い事
 ポンプ室の密封

 の様に考えられます。

 ゴムとして要求されそうな特性については、

 また、明日投稿しようと思います。